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「結果は出した」が、組織の壁を感じる

私自身、20代の頃は営業成績で全国No.1が目標でしたが、ある時「この人には絶対勝てない…」という上司との出会いがあって。その方は常に前向きで、部下や後輩の意見もちゃんと聞いて、その上やるべきことは自分から動く。しかも、何か失敗したら、若手相手にも自分から「すまん!」って頭を下げる。まるで少年漫画の主人公でしょう(笑)。
その上司が率いるチームは抜群に士気が高く、「個人で終わらず、チーム全体に影響を与えて、モチベーションを高められる存在になりたい」と心底思わせてくれました。
実際、6名ほどのチームを束ねるマネジャーになり、チーム成績で全国トップも達成。ただ、歴史ある大手企業だったので、より多くの人間をマネジメントできる役職はギュウギュウに詰まっていました。

マネジメントを活かせる“教育業界”との出会い。

自分のマネジメント力をもっと活かせる世界はないか?“ここ一番のモチベーション”が問われる存在……あ、受験生だ!そう思い至ってからの行動は早かったですね(笑)。
異業界の方だと、教育=先生・講師ってイメージありませんか?私もそうでした。でも、調べてみると、教室全体をマネジメントする校長=マネジャーの存在が大きいらしい。これなら、自分の価値を発揮できるはず。
そう思い、湘ゼミに飛び込んだものの、入社から3カ月はもう頭を抱えてばかりでした。そもそも私の学生時代はアメフト漬けで、受験勉強の経験はゼロ。だから、当初は生徒が何に悩み、保護者様がどんなアドバイスを求めているのか、イメージもできなかったんです。
正直、大きすぎる壁でしたが、支えになったのは営業時代に鍛えた「聞く力」でした。とにかく一人ひとりと親身に向き合い、コミュニケーションを重ねて、相手の言葉に耳を傾けて知識を得る。営業スキルが土台作りに本当に役立ちました。

日本一勉強したいと思ってもらえる教室を目指して

ただ、私以上に上司たちの「聞く力」は半端じゃない(笑)。私が仕事終わりにモンモンと悩んで、弱ったあげく深夜に電話を掛けると、嫌な声一つ出さず1時間も2時間も相談に付き合ってくれる。あの尋常じゃない面倒見の良さのおかげで、今の僕があると思ってます。
今は1つの教室を任される存在になりましたが、目標の立て方は営業時代と同じで「日本一の売上」です。最終的なゴールは、生徒一人ひとりに志望校合格や人生にプラスになる経験を提供することですが、売上数値は、頑張る生徒たちがそれぞれに必要な映像授業を、必要な分だけ受けた証。だから、日本一の売上を誇る教室は、日本一勉強したいと思ってもらえた教室なわけです。

生徒もスタッフも”楽しく塾に通える”ために

私には授業のスキルはありませんが、河合塾マナビスなら、映像の中の素晴らしい講師たちがノートの取り方から全部教えてくれる。私が集中すべきはアシスタントアドバイザーや生徒のモチベーションを高めること。スタッフも生徒も、アミューズメントパークに来るような気分で、楽しく塾に通えたら最高じゃないですか。そのための采配を一生かけて追求していきたいと思っています。営業のようなインセンティブはないし、転職が給与アップに繋がったわけでもありませんが、それ以上に楽しいと思える仕事に今は熱中できている。ですから、この転職は大成功だったと胸を張って言えますね。

STAFF MESSAGE
応募者のみなさまへ伝えたいこと

一生かけて
追求していきたいと思える仕事!

河合塾マナビス
森 陽一郎

趣味:筋トレ&ランニング
座右の銘/好きな言葉:「アルティメット・クラッシュ(どんな相手・状況でも常に全力!)」
前職:大学生時代に2度のアメフト日本一を経験。「社会人でも日本一!」を目指し、外資系IT企業や大手通信会社で営業として活躍。マネジャー職などを経験した後、2014年湘南ゼミナールへ転職。

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